コンチャルト千秋楽その１ - keikorea

2010/05/27 (Thu) 20:28:22

ともかなさん、みなさま
安山公演行ってきました～！

マチネからコニョンさんの気合は相当でしたが、いよいよソワレとなると
キャスト全員が全身全霊を注いでいるのがビンビン伝わってくる独特の空気感でした。
アドリブも満載。
シカネーダーにステッキを投げてよこす場面では床にそっと置いて
いたずらっ子みたいな目で、ほ～ら取りにきな、みたいな顔してました。
コンスタンツェが掃除を手伝ってくれる？と聞いたら「シロ」。
コロレドがもよおす場面ではつい立てが普段よりずっと離れた位置に置かれヨンギさん「・・・モロ」と悶えてました。
後日それをからかうシーンではコニョンさんが悪ノリし過ぎてヨンギさんマジで笑いをかみ殺してましたよ。

なんといっても特筆すべきはコンチャルトの歌声。素晴らしかったです！
のびやかで力強く、まさに絶好調でした。
ヨンギさん、ぺ・へソンさんも同様でした。
圧倒的な力量で、もの凄い拍手喝采でした。
反面、悲しみの場面はいつもより抑えた表現で、特に教会で父への愛を歌うシーンは穏やかで静謐ささえ漂っていたように感じました。
そのぶん歌声の力強さがより際立ち、人の声ってこんなにも出るんだ・・・とただただ感動でした。

最後のカーテンコール、３階席までスタンディングオベイション！！
千秋楽独特の高揚感の中、アマデを抱いてコンチャルト降臨（爆）
世宗や大田より会場がこじんまりしてたのが一体感がありました。
キャストの皆さんはお互いに労いの拍手。
ソナさんはうつむいて涙を流していました。
中央前に進み出て左手、次に右手をキャストの方達に大きく広げ差し出してから正面を向いたコニョンさん、こみ上げてきて一瞬くしゃくしゃの泣き顔になりましたが、最後まで迫力の力業で歌い切りました。本当に凄いものを見させてもらったと、この場にいられて幸せだと思いました。

終演後の様子はまた後ほど。